端末の発売からは時間がたちましたが、利用できるサービスの確認に手間取ったり、まあいろいろあったわけです。
初めてのNokiaで戸惑っている人向けの内容なので、バリバリ使いこなしている人には物足りないかもしれませんが、それでもこんなことが出来るんだと気づくところがあるかもしれません。
内容的に濃すぎて載せられなかった部分は随時自分でも公開していければとは思いますが、ボチボチやっていきます。
■書籍名 まるごとX02NK
■体裁 四六版・320ページ
■価格 本体価格1,780円+税
■著者名 山根康宏、あきらん、Ling-mu
■発売日 2008年8月6日
来週モードに突入することなく無事販売が開始されたようです。
とはいえ、販売店によっては未入荷のところもあるようで、Yahoo!ケータイのコンテンツが使えないことに加えて、他のXseriesで使われているWindows Mobileとも異なるということもあってか店によっての温度差があるようです。
今まで使ってきた携帯電話のコンテンツが使えないと困るという場合は移行が難しいかもしれません。
とはいえ、絶対に無理というコンテンツ(たとえばオンラインバンキングとか)以外は、探してみると何らかのソリューションがあったりするもんです。
逆にX02NK(N95)だからこそ楽しめるコンテンツ、サービスもあるわけですし。
万人に受ける端末ではありませんが、一般に対してもインパクトがあると思うので露出がいい感じに増えるといいのですけど。
とりあえず、原稿の執筆がんばります。
一部で永遠の来週といわれるNokiaの日本向け製品リリースの始まりですね。
すでに一部のショップでは予約を受け付けていたみたいですが、公式のオンラインショップでのX02NKの予約が開始されました。
現時点(2008年4月17日18時30分)ではページタイトルがX02NKより先に作ったであろうX03HTのものがそのまま表示されているのは間抜けですけど。
しかもX03HTはまだ予約が始まっていないですし。
ページのソースを見たら、キーワードが922SH用のままというのもものすごく間抜けです。
何はともあれ、今回の来週は早く来ることを祈りましょう。
追記(2008/04/20)
タイトルだけはX02NK用になりましたね。
キーワードは相変わらずですけど。
追記その2(2008/04/21)
キーワードもX02NK用にようやく修正されたようです。
4月22日から6月1日にかけて国立科学博物館で「ロータリーエンジン車発売40周年展」というのが開催されるとのこと。
| 開催期間: 2008年4月22日~6月1日 (休館日は月曜日。ただし、日・月曜が祝日の場合は火曜日) 場所: 国立科学博物館(上野本館) 〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20 ハローダイヤル:03-5777-8600 アクセス: http://www.kahaku.go.jp/visitor_info/ueno/access.html 開館時間: 9:00~17:00(入館は16:30まで)。 ただし、金曜日は9:00~20:00(入館は19:30まで)。 また、4月26日~5月6日の期間は9:00~18:00 (入館は17:30まで)。 入場料: 一般・大学生:600円(20名以上の団体は300円)、 小・中・高校生:無料。 | ||||
休みを取ろうと思えば取れるんだけど、混んでいるだろうし、原稿もあるし。
#優先順位を考えれば原稿のことを先にあげるべきか(^_^;;;)
GW明けてからもやっているから5月の中ごろの平日に休みを取ろうかなぁ。
#それでも原稿が....。
英語ではExtreme Torch Relayと呼ぶらしいです。
一部では有名なエクストリーム アイロニングの仲間かと思ったら大違い。
詳しくはこちらのリンクを参照のこと。
英語版の方が早く書き始められたんだろうけど、内容的には日本語版のほうが非常に充実してます。
不謹慎だと怒る人もいるだろうけど、直接的な当事者(聖火を運んだり、邪魔したりする人)でなければこれぐらいに笑い飛ばすというのが健全な精神に必要なんではないかとも思う。
不謹慎だという人とかは青少年の健全な成長にふさわしくない情報だとか言い出しそうだけど。
2008年の1月末に公開されて以来、一部で話題になっているアプリケーションにJoikuSpot Lightというものがある。
無線LANを搭載しているS60 3rd端末のアクセスポイントを無線LAN経由で別の端末と共有することを可能にするアプリケーションだ。最初に知ったときはBluetoothで繋げばいいのに何で?と思ったが、HSDPA等の高速接続を利用する場合はBluetoothではパフォーマンスが出ないのでより高速な無線LANを利用しようというのが開発意図だったようだ。
PCからの接続がターゲットだとは思われるが、分かりやすいデモのひとつとしてiPod Touchで接続するデモが公開されている。
日本でこのアプリケーションが話題になる理由は、日本のオペレータの定額接続のアクセスポイントがモデムとして利用できるのでは?ということからだ。
SoftBankから4月下旬に発売予定となっているX02NKに用意されているアクセスポイントは従来のものとは異なり後からインストールしたアプリケーションも定額で利用可能なアクセスポイントが用意されているという話がある。JoikuSpot自体は後からインストールするアプリケーションなので当然そのアクセスポイントが利用可能だと思われる。するとその定額アクセスポイントが...、となるわけだ。SoftBankはPC等からモデムとして接続した場合の定額利用を許可していないのでSoftBankからしてみれば契約範囲外の利用方法となる。
このあたりの事情を知っている人ならば、WM端末にはZeroProxyという同じようなアプリケーションがあって、それがSoftBankでも利用可能だったということをご存知だろう。確かにこのアプリケーションは利用可能だったのだが、SoftBankから発売されている最新のWM端末であるX01Tではアクセスポイントを無線LAN経由で共有する仕組みがシステムレベルでブロックされているという報告をネットで見かける。しかも、ふさがれているのは無線LANだけで、BluetoothやUSB接続の場合は定額アクセスポイントが他の端末から利用できるらしい。これは、無線LANの使用を前提としているZeroProxyを無効にするための措置が取られたことを意味しているのだろう。つまり、SoftBankは、発売時点で判明している定額アクセスポイントを端末以外から利用することを可能な限り防ぎたいと思っているということになる。
さて、WMでなされた制限がX02NKで行われないとは考えられない。つまり何らかの手段によってJoikuSpotに制限がかけられることが予想される。では、どのような制限が行われるだろうか。
1. 無線LAN接続に関する制限をかける
無線LANの機能に制限をかけると他のアプリケーションに影響が出ることが考えられる。無線LANはX02NK(N95)の売りのひとつなので、それを制限してしまっては元も子もない。
JoikuSpotはSymbian signedを取得しているので、APIの使い方等は真っ当な手法を使っていると考えられる。つまり、他のアプリケーションに影響を与えずに、JoikuSpotのみに無線LANの制限をかけるような仕組みはちょっと考えられない。
2. アクセスポイントへのアクセス権に制限をかける
この方法も現実的ではない。アクセスポイントを利用するCapabilityを持ってSymbian signedを取得したアプリケーションは、705NK(N73)でも問題無くアクセスできていた。JoikuSpotはSymbian signedを取得しており、API等の使い方に問題が無いということが保障されているということなのでJoikuSpotのみアクセス権を制限することは難しい。もし実施してしまったら他のアプリケーションも軒並みアクセスポイントを利用できなくなってしまうだろう。
3. インストールそのものを制限する
再三述べてきたようにJoikuSpotはSymbian signedを取得しているのでインストールを制限することは本来おかしい。
しかしながら、X02NKはSoftBankが販売する端末であってNokiaが販売する端末ではない。特定のアプリケーションのみを制限することが可能ならばSoftBankはそれを実施するだろう。JoikuSpotをSoftBankが排除することはありうる話である。
Symbian OS上で動作するアプリケーションには同一性をSystemが判断するための固有のIDとしてUIDというものが与えられている。
#同じUIDが使われているため、バージョンアップの際に上書きインストールするかどうかが聞かれるわけだ。
JoikuSpotのUIDを決め討ちでブロックすればインストールを防ぐことができる。現時点ではJoikuSpotと同様のアプリケーションは一般ユーザ向けにリリースされていないようなので、このUIDさえブロックできていればSoftBank的にはとりあえず安心ということになるだろう。
そもそも根本的な対処になっていない気もするが、WMでの動きを見ていると、発売時点で分かっている穴さえ塞いでいれば発売は可能、という方針なのだろう。
#X01T発売時点で知られていなかったICSでBluetoothとUSBが利用可能だったことからも想像できる。
#逆に言えば次のWM端末ではICSでもBluetoothとUSBでの利用すらできなくなるだろう。
ということで、X02NKはJoikuSpotで定額モデムの夢を見ることはできなさそうだ。
JoikuSpotの発表が5月とかだったならば、いい夢を見ることができただろうが残念だ。
豆知識:
Joikuはラップランドの先住民族に伝わる歌のことで、フィンランド語でヨイクと読む。
ジョイクでは無いので注意。
日本語が堪能なフィンランド人の知り合いに「Joikuって何だ?」と聞いたら、しばらく考え込んで「日本の演歌みたいなもの」と答えてくれた。
後で自分で調べた限りではどちらかというと、民謡の方が近いと思う。
何でそんなことを知りたいのかと聞かれたので、とあるソフトウェアの名前に使われていると言ったら、ツボにはまったらしくしばらく笑い転げていた。フィンランド人にしか分からない微妙なニュアンスがあるのかもしれない。
追記:
何日かかけてこの記事を書いていたら海外から、面白いニュースが入ってきた。
WalkingHotSpotというサービスをTapRootという会社がオペレータ向けに提供するというものだ。
ソリューションとして管理用のサーバと端末用のアプリケーションをオペレータに提供するという。端末はWMおよびS60向けのものがあるようだ。WalkingHotSpotのトップページではE61がNokiaロゴを消された形でイメージ画像として利用されている。
#ちなみにイメージ画像の端末だけど、USの会社なんでE62かと思ったら端末の色からみてE61らしい。
TapRootという会社は東京にも支社があるようなので、SoftBankからソリューションが提供されると面白いのだけど、現実性が高いのはEMかな?
今朝のNHKでMotorolaが携帯電話部門を分離することをニュースで流してました。
アナウンサーが原稿を読んでいてその背景に展示会場でのMotorolaブースの様子が流れてました。
ところが途中で端末がNokiaのN95に切り替わり、続いてN95 8GBが。
Motorolaブースの映像だけでは尺が足りなかったということなんでしょうか。
一般の方にとって見れば、どちらも日本の端末ではないということでイメージ的にはOKかな?
見る人が見れば設計思想というか、デザインコンセプトがぜんぜん違うんですけど。
読売新聞のネットにこんな記事が。
ドコモ携帯、基本ソフトの設計簡素化へ
#直リンク禁止らしいのでYomiuri Online内で見出しを使って検索してください。
どんなことを書いているかなぁと中を読んでみてがっくし。
書いているうちにBlog系にしては長くなってしまったので、その点はご容赦を。
携帯電話最大手のNTTドコモは22日、2010年までに端末の基本設計を抜本的に変更する方針を明らかにした。
インターネット接続など高度な機能は基本ソフト(OS)から切り離し、同じOSで、通話などに機能を絞った「低機能・低価格」の海外向け端末と、「高機能・高価格」の国内向け端末の両方を開発・量産できるようにする。
国内の携帯電話市場が飽和状態に近づき、国内端末メーカーの事業撤退・売却が相次いでいるため、ドコモは端末の設計変更でメーカーの海外進出を支援し、自社の海外戦略にも役立てる。
ドコモは、設計変更で独自のネット接続サービス「iモード」や携帯に「お財布」の機能を持たせる非接触ICカード技術「フェリカ」などの機能をOSから分離し、OSを簡素化する。新しいOSは、ネット検索世界最大手のグーグルと共同開発した「アンドロイド」を採用する方向だ。
ドコモは、これまでiモードなど高機能を組み込んだOSの携帯電話で、日本に独自の市場を形成し、他社も追随してきた。
しかし、この方式は、機能が比較的単純で価格の安い端末が好まれる海外向けでは、OSを含め別途開発しなければならず、国内端末メーカーの海外進出の大きな障害になっている。国内の携帯電話市場の成長が見込めなくなると、事業撤退する端末メーカーが相次いだのはこのためだ。
新OSの採用で、ドコモ向け端末を開発・生産している国内メーカーは海外向け端末の開発・量産が容易になる。高機能端末の需要が多い国内向けは、OSとは別にiモードなどの機能を追加して対応するほか、低価格端末を国内に投入する可能性もある。
また、ドコモは、アジア地域の携帯電話会社への出資などを検討しており、低価格端末を地元市場に投入することも可能になる。
(2008年3月23日03時03分 読売新聞)
えーと、日本メーカーが海外市場から撤退することになった原因が、海外では低価格機が主流で日本の高性能端末機は受け入れられなかった、とかいう言い分をいまだに本気で信じているんでしょうか?
海外市場が日本よりも遅れているというレポートを鵜呑みにして日本の端末よりも数世代遅れたものを投入したところ、日本の家電が培ってきた高性能、高品質というイメージを覆す製品になってしまい、携帯電話端末としてのブランドを築くことができず市場に受け入れられなかったという面が大きいという印象を持っています。それ以外にも、日本の端末が比較的大きな画面にこだわりサイズが大きめで不恰好だったのに対し、同時期に市場に投入されていたヨーロッパ、韓国メーカーの端末はスタイリッシュでデザイン重視であったというのも大きかったと思います。
オペレータ経由で販売するというやり方しかイメージできず、独自の販路を確保できなかったというのもあるでしょうが、家電の販路はすでに持っているわけで(NECは持っていなかったのは確かですが)、単なる言い訳に過ぎません。
#部門が違うため同じ企業グループでも家電の販路を利用できなかったというのはありうる話です。
今回の記事の内容の問題は他にもあり、低機能、低価格ということは一台あたりの利幅が少なく、大量に売れないことには利益が確保できないことを意味します。
日本の携帯電話の生産ラインは多品種少量生産に最適化される形で構成されているため、大量生産には向いていません。となると、日本のメーカーが端末を大量生産しようと思えば台湾か中国のメーカーに生産委託をすることになるでしょう。
低価格帯の端末はNokiaが力を入れているジャンルではありますが、台湾や中国にあるメーカーが強いジャンルでもあります。
そして今回の内容は日本は高い品質のものを安く大量生産することで利益を上げるという日本が今後目指すべき方向とは逆行するものであることが最大の問題だと思います。
コモディティ化した製品を大量生産して価格競争で日本が勝つことは非常に難しいです。高機能側にいけばまだ勝ち目があるものをわざわざ勝ち目の無い方向に行ってどうするんでしょう。
また、この記事ではGoogleのAndroidをプラットフォームとして採用すると書いてあるのだが、AndroidはDoCoMoだけが利用できるプラットフォームではないことが(書いた記者が)よく分かっていないのではないかと思う。
プラットフォームの変更がどれほど大変で、死屍累々の状況をもたらすかはFOMAに移行後のNECとPanasonicのことを思い出してみればいい。
もしもDoCoMoがこの方針を本当に実行するとすれば、日本の携帯電話メーカーの首を絞めたのも最後に息を止めたのもDoCoMoだったということになると思う。
その後に追加の記名記事がアップされていた。
ドコモ携帯設計変更、背景に「ガラパゴス現象」
NTTドコモが携帯電話端末の基本設計を抜本的に変更するのは、三菱電機や三洋電機など国内の端末メーカーの事業撤退・再編が相次いだことに危機感を強めたからだ。
国内の携帯電話業界は、端末開発の主導権を携帯電話会社が握り、ドコモの「iモード」などに合わせて端末メーカーが高機能・高価格端末を開発し、市場の急拡大にもつながった。
ただ、海外では「第2世代携帯」の通信方式が日本と異なり、低機能・低価格端末に人気があったため、通信会社も端末メーカーも海外進出に出遅れた。
その結果、日本の携帯電話市場は、国内向けの端末だけ作る複数メーカーがひしめき、特殊な生態系が残る太平洋の島々になぞらえて「ガラパゴス現象」と指摘される状態になった。国内市場を外資から守る上でも、この路線はドコモの利害と合致してきた。
ところが、国内の携帯電話契約が1億件を突破し、市場が飽和状態に近づくと「ガラパゴス」でにわかに「種の絶滅」を連想させる出来事が相次いだ。ドコモは端末の品ぞろえを確保するためにも、路線を変更せざるを得なくなった。
情報調査会社のIDCジャパンによると、2007年の世界の携帯電話出荷台数は約11億台。日本メーカーの世界シェア(占有率)は、合弁会社のソニー・エリクソンを除くといずれもわずかだ。
ドコモの設計変更で、海外進出を目指す国内メーカーが出てくる可能性はあるが、世界市場はフィンランド・ノキア、韓国・サムスン電子、米モトローラなど海外勢によって事実上の寡占状態にある。国内メーカーがシェアを伸ばすのは容易でない。(河野越男)
(2008年3月23日10時27分 読売新聞)
最初の記事は速報的な扱いで、取材対象から聞いた内容をほぼそのまま書いたということで記名ではなかったのかな?
続報では記者がその背景を推測する内容のため、記名記事となったということなんでしょう。
そもそもAndroidをDoCoMoもサポートするといったのはごく一部の部署(あの人)だけだという話しだし、今回の内容も自分の立場を強化するために世論形成のための政治的なリークな気がする。
危機感を強めるのはいいけど、DoCoMoがメーカーの鼻っ面を引っ張りまわしている状況が変わらない限り上に書いたように日本メーカーの止めを刺すことにつながるだけだと思う。
オペレータは最低限の仕様のみを定め、相互接続性の確認のみに徹すれば、メーカーが独自の実装を行いやすくなり、自分でマーケティングを行うようになるので、もしかしたら海外に再進出可能なメーカーがシャープ以外にも出てくるかもしれない。
その場合は、日本の家電が持っていたイメージのかなりの部分を現在は韓国メーカーが持っていってしまっている現実に直面することになるとは思うが。なに
せ、SamsungやLGは携帯電話市場において上位に食い込んでいるわけだし、家電でもそのプレゼンスは一部の日本メーカーを凌駕していることは間違
いない。
日本における携帯電話メーカーは2、3社に集約されるというのが最も可能性の高い未来のような気がする。
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